AV-8B Harrier -DCS World-

AV-8B Harrierハリアー

AV-8Bナイトアタック型は、機体後方下部にある２つのALE-39ディスペンサーに加え、
後方上部に沿って4つのTracor ALE-39対抗ディスペンサーが搭載され、エンジンにバージョンアップしたロールスロイスペガサスターボファンを使用。
このシミュレーションの元となったのは、AV-8Bナイトアタック型 Bu No.163853及びそれ以上の最新の派生型AV-8Bです。

AV-8Bプロジェクトは、1970年代初頭に、初代AV-8Aハリアーの運用上の不備に対処し、その能力と性能を劇的に向上させることを目的として始まりました。

AV-8Bは1981年11月に初飛行を行い、1985年1月にアメリカ海兵隊に就役しました。

その後、AV-8BはAV-8B N/A（ナイトアタック）やAV-8BハリアーIIプラスに進化しました。

ナイトアタック仕様に改造されたAV-8Bの初飛行は1987年6月26日に行われ、1989年9月にアリゾナ州ユマのVMA-214部隊に最初の機体が納入されました。ユマを拠点とする後続の部隊も1992年末までにナイトアタックAV-8Bを受領しました。

AV-8B N/Aバリアント（当初はAV-8Dとして知られていました）は1984年に最初の運用開発が行われ、夜間作戦のためにNAVFLIR（ナビゲーション用前方監視赤外線カメラ、GEC-マルコーニ社製FLIRシステムを機首に搭載）を採用しました。

さらに、GEC社製キャッツアイズ暗視ゴーグルがパイロットに提供され、カラーMFD、より広い視野を持つHUDディスプレイ、カラーCRTデジタル移動マップ、および完全な「ヘッズダウン」操作能力を備えた改良されたコックピットが搭載されました。

AV-8B N/Aには、後部胴体上部に4基、後部胴体下部に2基のトレーサーALE-39チャフディスペンサーが装備されています。

さらに、AV-8B N/Aは、更新されたロールス・ロイスペガサス 11-61（F402-RR-408）ベクタード推力ターボファンエンジンを搭載しています。